森羅万象天山への旅 1

昨年2016年夏。森羅万象 天山蜂蜜の採蜜地天山山脈へ行ってきました。

日本からゆっくりゆっくりと3日をかけて現地へ入る道のり。

あれからもうすぐ1年。

新ためてその道のりと現地の様子をつづってゆこうと思います。

 

夕日天山

天然完熟生蜂蜜

ミツバチは日の出とともに花から花へと飛びまわり蜜を集めます。そして、夜は一生懸命に羽で仰ぎ風を送り、蜜を完熟させ、生命を紡いでゆける程の濃度(糖度79度以上)になると最後にミツロウで蓋をして貯蔵するのです。この間、10日間ほどを要します。

巣に蜜蓋をしてから取り出した蜂蜜は「完熟蜜」と呼ばれ、現代では大変希少なものとなっています。

また、ミツバチたちの働きの助けになっているかのように、採蜜地の天山は高地で空気が乾燥しており、蜜の糖度が自然に上がるため、発酵を防ぐための加熱処理を必要としません。そのため、蜂蜜瓶のふたを開けたときには芳しい蜜の香りが漂います。

今般売られている蜂蜜のほとんどが、ミツバチたちが蓋(完熟)をする前に採蜜し、一気に加熱することで水分を飛ばし糖度を高められています。効率は大変良いのですが、これでは蜂蜜本来の味や芳香、栄養素が変性するため、はちみつ本来の風味も滋養もなくなってしまいます。

「生命を紡いでゆく」という本能のままに行われるミツバチたちの仕事を、私たちはじっと見守りました。

森羅万象 天山蜂蜜は自然界の営みのままに生み出された蜂蜜です。

だからこそ、そこにはミネラル、ビタミン、有機酸、酵素、花粉、ローヤルゼリーやプロポリスなど、計り知れない生命のエネルギーが活きています。

 

 

 

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